所在地 長野県安曇野市豊科高家6008
℡/0263‐73‐3275
住 職 草野 文明(釋文明)
歴史
明治の廃仏毀釈で、高家村真々部の真行寺と圓通寺、新田町村の圓證寺が廃寺になり安曇野の浄土真宗のお寺はなくなりました。その後しばらく浄土真宗寺院は再興されませんでした。
正敬寺の寺号は、本願寺第13代東泰院宣如上人より賜り、寛永2(1625)年の頃より伊予の国松山市松前町に現存していたといわれています。その正敬寺の寺号を譲りうけ、海野諦観師が明治27(1894)年6月、温村字下長尾(現安曇野市三郷温)の地に区内共有の家敷を仮に堂宇とし、廃寺になった3ヶ寺のご本尊を安置したのが安曇野での浄土真宗の再興です。その後、明治29(1896)年、元真行寺寺跡に移転し、現在に至っています。
本堂は、江戸時代に現池田町渋田見の真言宗法洞寺の本堂として建立されています。その後法洞寺は、明治5(1872)年、廃仏毀釈で廃寺になり、同町中之郷の東に移建して中鵜学校などに利用され、明治31(1898)年に現在の場所に正敬寺本堂として移築されました。
廃仏毀釈により念仏の声は途絶え、真宗仏事で最も大切な報恩講も長い間勤まっていませんでした。このような中、寺院再興は長い年月を経ましたが、現在は報恩講も毎年11月15日に厳修するとともに、あらゆる仏事の場を機縁に念仏再興を願っています。
お寺の行事
報恩講 毎年11月15日
盂蘭盆会法要 毎年8月16日
二十日の会 現在休止中
書道教室 講師:草野 春翠 先生 曜日・時間は相談に応じます。
お寺コンサート 2024年は開催しました。2025年の詳細は決まり次第お知らせします。
共同合祀墓・区画墓地あります。
共同合祀墓は、「お墓を継承してくれる人がいない。」「まだお墓を建てていないが、子供がいないのでどうしたらいい。」などの理由で納骨される方が多くなりました。
お問い合わせ
所在地 長野県安曇野市豊科高家6008
℡0263-73-3275 fax0263-73-3259