所在地 長野県松本市旭1-5-13

℡/0263-32-4733 fax/0263-32-4766

住 職 三浦 義徳

 当寺の濫觴らんしょうは、茨城県下妻市光明寺、親鸞聖人のお弟子、釋明空の流れをくんで、三州碧海郡刈谷(現・愛知県刈谷市)に正覚寺として釋義成は一宇を建立しました。のちの住職勝永は学徳兼備を以って権律師にせられました。その時の領主水野隼人はやとのしょう忠清は仏法に帰依篤く、同国吉田(現・愛知県豊橋市)へ移封のみぎり、勝永も同伴して茲に一寺を建立し寳榮寺としました。懇情のあまり忠清侯の次女姫をして居ります。

 それより信州松本へ移封の節、随件して、寛永19年(1642年)信州松本域下安原堂町の地に寺を建立、堂町の号は是より始まりました。

 現在の地は享保11年(1726年)水野家御書院畑八反五畝十四歩を拝領し、戸田丹州侯の加護の下、松本城鬼門除寺として本堂、庫裏を建て、法義相続のもと、爾来290余年の星霜を経て今日に至って居ります。

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